ご挨拶「夏フェス」について
皆様どうもこんにちは。FalseKnotの川窪真一です。
日韓合同マジックショー「Mystic」も無事終演し、
FalseKnotは次になにをやるのか??と期待されている方も多いことと思います。
今回はFalseKnotが次に企画する公演「夏フェス」について、
この場をお借りしてご説明させていただきたいと思います。
■夏フェスとは
僕は大学のマジックサークルから手品を始めました。
その頃の学生マジック業界には、卒業してからもマジックを続けている人を
少しイタイ目で見るような空気がありました。
当時マジックの世界大会「FISM」はもちろん、コンテストに出ること自体一般的ではありませんでした。
マジックはあくまで大学時代の一時の遊びで、いい大人がするものではないという圧力みたいなものがありました。
ちなみに僕も”そっち側”でした。
しかし気がついたら僕はその線の向こう側に来ていました。
加藤陽さんがFISMのマニュピレーション部門で1位を獲ったことが境目だったのかもしれません。
学生マジックが世界に通用するその瞬間にたまたま手品をしてしまっていたのです。
時代は変わりました。
大人になってからのマジックの関わり方は1か0かではなくなっていきました。
僕は最近自分のことを”手品おじさん”と言っています。
今年で30になりました。いいおじさんです。
世間から見たら、「30にもなって、なんて子供じみたことを」と思われているかもしれません。
それこそ昔の自分がそう思ったように。
しかしそれでも、好きなことを好きと言い続けられることは素敵だと思います。
ですので、好きなことを好きと言い続けた人が出る舞台を作りたいと思いました。
それが「夏フェス」です。
タイトルはそのまま音楽イベントの呼び名からいただいています。
”フェス”とは”フェスティバル”、お祭りのことです。
僕は人が集まることが好きなので、
「夏フェス」はたくさんの人が集まるお祭りみたいなイベントにします。